Case Leaderとして
11.08.13.Sat


昇進してしまったのは、しょうがなくも、ありがたくも、だからなんなんだ感もあるが、そうはいっても、自分がプロジェクトを引っ張らないといけないわけで、色々、リーダーとして、正確には、日本で言うところの課長職的な中間管理職向けの本とか記事を読んで勉強をしている。

だいたい、ミッションとして分かってきたのは、
 ・自分が責任を持って、結果をださなければならない(=クライアントは自分を見ている)
 ・みんなのモチベーションを上げなければならない(=円滑にプロジェクトを進めなければならない)
 ・みんなを成長させなければならない(=メンバーの成長こそが、組織にとっての重要テーマ)
そんなところだろうか。

あとは、だいたいのことは、以上を達成させるための様々なhow toが書かれている。例えば、
 ・全てにおいて、メンバーよりも高い視座、広い視野、深い思考で、先読みを徹底するとか、
 ・変に自分がプレイヤーになるのではなく、メンバーに権限を委譲して、責任を取るとか、
 ・mtgではメンバーの発言を否定せず、良い反応を持って受け入れ、前進感が出るようにするとか、
   ・「こうしろ」とか、「なんで?」じゃなくて、「どうしたらいい?」って聞くとか、
 ・自分が手本となって、高いモチベーションを持っていないといけないとか、
 ・色々自分が陰ながら頑張っていても、メンバーの手柄として演出するとか、
 ・パブロフの犬のように、メンバーが自分で考えるように何度も何度も、考えさせる質問をするとか、

自分だけ+αぐらいを、(ある意味気楽に)やっている時よりは、考えるべき・考慮すべきことも、行動として表さなければならないことも、圧倒的に多い上に複雑であり、一回一回の発言や行動の重みも全く違う。

とにかく、「xxであるべき」というような考えに縛られがちなポジションになったんだと思う。

一方で、個人としては、「xxであるべき」というような思い込みはもうやめて、もっと自然体で、さらさらっと、しなやかな状態になっていければ良いと思っていたタイミングだったので、少々難しさを感じている。

色々考えたが、その絶妙なバランスを取るには、結局は、自分らしいリーダー像を目指すしかないんだろう。

やるからにはしっかりと、最高のものを目指して頑張りたい。
くじけそうになったときは、またこのエントリーを見て、自分を振り返りたい。

きっと自分なりに、自分だからこそできることがあるんだと思う。
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# by ababxyz | 2011-08-14 00:43 | 思ったこと
昇進の話
11.07.27.Wed


昇進の話がきた。

本来なら喜ぶべきことだが、そもそものキャリアをどうするか考えていたところにこの話が出てくると難しい。
そのうちこんな話が来るとは思っていたが、日々に追われて、結局、準備もシミュレーションもできていない。

上がった後は色々とチャレンジや大変なことも多いだろう。
日々に流されて、ふと気付いたらどうにもならない、なんてことだけは避けないと。

偉そうにクライアントや他人のコンサルはできても、自分のコンサルや、その実践ができなかったりするのは、可笑しなものだとつくづく思う。
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# by ababxyz | 2011-07-27 23:44 | 思ったこと
コストの話メモ
11.07.22.Fri


同僚の会計士と盛り上がったコストの話をメモ。

コストは固定費と変動費に分かれるが、それらは変動費のかかる部分を回し続けた結果出てくる利益(限界利益)の合計でまかなわなければならない。そのちょうど分岐点になる部分が損益分岐点とかブレイクイーブンなんて言われる。

高い収益率を目指そうと思えば、方向性はシンプルで、以下の組み合わせになる。
 ・固定費を下げるか
 ・限界利益を上げるか(=売値を上げるか、変動費を下げるか)

一見、当たり前の話だが、これをシンプルに実施している企業は少なかったりする。

というのも、普段の事業でかかっている様々なコスト費目を、うまく固定費や変動費に分けることが結構大変だったりする上、仮に分けていたとしても、それを継続的に測定・分析することが大変だったりするからだ。

結果、様々なケースがありうるが、

 ・やればやるほど赤字の事業があったり、
  ⇒ 限界利益が実はマイナス

 ・頑張れども頑張れどもなかなか収益が出ない事業があったり、
  ⇒ 限界利益が低い
    ⇒ 低価格で戦っているが、それに合わせて変動費のコストダウンができていない
    ⇒ 売値が高くラグジュアリーサービスをやっているつもりだが、変動費も高い
  ⇒ 単純に固定費が高く、損益分岐点が遠い

 ・売り上げも利益も成長しているが、利益率が下がっている事業があったり、
  ⇒ 売上拡大の裏で、固定費が不要に上がっていたり、限界利益が低い事業を抱えていたり

と、こんな現象が起こってくる。
シンプルな分析だが、身の回りの様々な商売をこの切り口で見てみると色々な発見があったりする。

特に、こういった考え・切り口に、戦略だったり、組織の雰囲気やモチベーション、マネジメント、リーダーシップ、キャリア論、ガバナンスとかの違ったテーマを掛け合わせて考えていくと色々な展開が見えてくる。
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# by ababxyz | 2011-07-22 23:44 | 思ったこと
組織変革は難しい
11.07.21.Thu


クライアントで課題とされる事業に変革を迫りたいが、クライアント側も我々もどう取り組んでいけば良いか仮説も見えてこない。

欧米流にトップダウンの意思決定が効きやすい組織なら、こんな悩みもないのかもしれないが、現場が強く、その現場力こそが強みとなって成果を出してきたタイプの日本の組織ではそんな荒療治は馴染まない。

おそらく見切り発車させたとしても、現場のモチベーションダウンや激しい抵抗に見舞われてしまい、変革を進めることはできないだろう。

では、何かのきっかけで自己変革のサイクルが回るかというと、いかに低収益化してきているとはいえ、縮小均衡策をうまくとり続ける限り、収益を出し続けることができるため、なかなかそのサイクルも動き出さない。

なにがしかの変革の種火だけでもまずは仕込みたいところだが、その種火を仕込むこと自体が経営システムや社内の事業評価制度、予算配分ルールの変更を伴ったりするため、それもなかなか一筋縄にはいかない。

こんな時こそ、人間力、ソフトスキルでの攻略が有効かもしれないが、それを発揮できるほどの関係は当該事業との間にはできていない。

アプローチの選択は、もう少しタイミングを見ながら、見極め、仕込みをしていかなければならないだろうが、それにしても、やはりリーマンの時のような、何かきっかけになりそうな危機が訪れたときに、きっちりと事業見直しに取り組むことが大事なのだろう。

変革のためにクライアント側に危機が訪れることを望むのはおかしな話だが、10年程度の長期スパンの経営を考えれば、そういった機会が訪れても良いのかもしれない。

かなりハードだが、戦略コンサルとして、まさに取り組むべき本質的かつチャレンジングな話だと思う。
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# by ababxyz | 2011-07-21 00:54 | 思ったこと
中長期に向けてどう動くか
11.07.20.Wed


目前に大量のタスクがあり、短期的にやるべきことがあればあるほど、中長期に向けた活動がおろそかになる。一番大事なんだけど、なかなか失う可能性がないものとかも、ついつい後回しになってしまう対象だろう。

家族や友人との関係、健康、キャリア、将来性、可能性といったものもそういったものの一つだと思う。

戦略コンサルとして様々な企業の様々なテーマのPJに参加しているが、企業も人も一緒なんだと強く思う。
当たり前だが、企業で言えば今の高収益や低収益は、全て過去の意思決定と打ち手の結果である。

コンサルテーションの中で学んだ企業特性への知見からアナロジーを効かせると、いったん後手に回ったり、悪手、失敗が続いたりすると、それが負の連鎖となって更なる後手、悪手、失敗を生むということだ。

短期の成果出しに没頭、注力し、中長期の仕込みをあらゆる面で怠っていることを是正しないといけない。
他社の、他人の戦略を作っている場合ではなく、自分自身の戦略を作るタイミングなのだろう。

まずは素直に3Cから分析して考えていこうと思う。
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# by ababxyz | 2011-07-20 00:38 | 思ったこと
ANAの青い翼
11.03.02.Wed


中国を十日間くらい出張して、気も張って疲れて、やっと日本に帰れると空港のラウンジでホッとしていると、ふとANAの機体が見えた。

見慣れた日本の飛行機が、見慣れない飛行機ばかりのドッグに止まっている。
何だか日本を感じることができて、妙に心が安らいだ。

マクロのトレンドから考えれば、これからの日本にはたくさんの危機/チャレンジが訪れると思う。
日本企業や日本人は、嫌が追うにも日本にとどまらず、ますます様々な国々の、様々な人種の外国人と一緒に働き、そして競争していかなければならないと思う。

多くの今の、そして将来の日本人が、日本の飛行機を世界各地で見かけることになると思う。
そして、僕と同じように、日本を思ったりするんだと思う。

日本の航空会社には、今後も頑張って欲しい。
青い翼が世界を駆け巡るように、日本人も自信を持って活躍して欲しい。

そして、自分もその一員として、頑張っていたい。
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# by ababxyz | 2011-07-11 00:57 | 思ったこと
AIG社員の退職の手紙を読んで
09.03.30 Mon


AIGが世の中から批判されているが、世の中に出まわっているAIG社員の退職の手紙を読むと、あのような状況の会社にいる人の気持ちが想像できる。

往々にして、企業の現状出ている赤字とは、どこに責任があるかと言えば、現在ではなく、過去にいた人や、現在いる人の過去の取り組みにある。

同様に、AIGの問題も、CDSで大もうけをしていた頃にいた人(きっと主要メンバーの多くは既にexitしている)の後始末を今の人たちが引き受けている構造だろう。

しかし、だからといって、即座に、そういう今いる人たちはかわいそうで、昔の人たちだけが悪だ、ということにはならない。全くの新規入社でもない限り、今も残っている多くの人々も、飲んだ量こそ違えど、当時は同様に幾分かの甘い汁を飲んでいたに違いないだろうからだ。

一方でそんなことを書きながら、自分の会社のことを思い浮かべてみると、他社、他人のことをなんとも言えないなとも思ったりもする。

結局のところは、今いる後始末をしている人達に自分を重ね、自分を哀れんで同情、庇護したいだけなのかもしれない。
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# by ababxyz | 2009-03-30 01:53 | 思ったこと
自分自身にガバナンスをかける
09.02.02 Mon


企業のガバナンスと同様に、自分自身にガバナンスをかける場合も、色々と考慮するポイントが多いと思われる。主には以下のようなものがあるかもしれない。

 ・なぜ、ガバナンスをかけるのか
   ・目的が曖昧では意味もない
 ・何が、どの程度達成できているとガバナンスがかかっているとするのか
   ・具体的な目標が設定されていないと形骸化する
 ・それをどのように評価するのか
   ・定量化とモニタリングがなされていなければ、やはり形骸化する
 ・どこまで犠牲にするのか
   ・「自由」と「規律」のバランスを取らなければ無理が生じ、結局は破綻する
 ・具体的にどんな手法を採用するのか
   ・おそらく、金や信用といった自分の資産でもかけないと、怠惰な人間はコミットしない

自分自身について、これらを継続して考えていきたい。
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# by ababxyz | 2009-02-02 22:30 | 思ったこと
人間の怠惰とガバナンスについて
09.01.31 Sat


職務を通じて、経済社会、企業組織、そこで働く人間というものを深く思考しながら見るにつれ、
「人間そのものに備わる特性」と、「社会が選択した資本主義システム」
という二つの要素の本質的なつながりに気づく。

人は物事の道理に従って生きてこそ幸福であると知っているにもかかわらず、
一方で、絶えず沸き起こる怠惰によって、無知、思考停止の状態に落ち込む。
そしてそこから生まれる他との知恵・知識のギャップを背景に騙し/騙され、使い/使われる。

人間の特性を踏まえ、補正をかけ、全体としての最適化を狙い、
資本主義システム、及びそこから生まれる競争原理が選択されている。

金融危機も人の怠惰・惰性・安易といった特性の揺り返しとも見て取れる。

企業組織で働く人間個人というレベルで考えれば、
「沸き起こる怠惰と闘いながら本質的な社会的価値を生む仕事」と、「外部からその怠惰を補正する仕事」が存在し、それぞれを担う人間は立場が異なり、職務を通して生まれる感情・感覚は異なるが、どちらも全体を良くするために存在するという点においては同じ。

自分自身のレベルで考えれば、
本質的な社会的価値を生む仕事とは何かを思考し、見つけ、担おうと動き、担うべき。
一方で、自分自身の全体最適化を狙い、沸き起こる怠惰を押さえ込むための自分を補正する何らかのガバナンスも組み込むべき。

自分自身へのガバナンスの具体的手段についてはまた考えよう。
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# by ababxyz | 2009-01-31 14:53 | 思ったこと
再開
09.01.21 Wed


つらつらと考えたこと、日々の雑記を書く場として、再度blogを書くことにしました。
肩肘張らず、継続していきたいと思います。
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# by ababxyz | 2009-01-21 22:52 | ご連絡